星空を初めて見上げたのは、4歳頃のことだった。すぐ近所の中学生「たけのぶちゃん」て呼んでたお兄ちゃんに「上を向いてみて」と言われて見上げた真正面に星がキラキラと光って「え?」と声を出したのを覚えている。昭和30年代の田舎道は漆黒の空だった。「星が7つ、ひしゃくの形に並んでるやろ?」と教えられて、瞬間、驚きよりも、ものすごく「不思議!」と思ったのをはっきりと覚えている。星空にあこがれを抱いた瞬間だった。

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